AI? H? (人工授精)不妊治療の全体像を知る ー男が綴る不妊治療ー
タイミング法の次の手段として、人工授精をすることとなった。
簡単に、私の解釈を述べると「精液を精製していいとこだけ取り出して、子宮の中に排卵のタイミングに合わせて送り込む」という方法である。この方法でうまくいった知り合いもいるのだが、通常の性行為と比べて子宮内に確実に精子が届くというメリットも、精液検査の結果も悪くなければ対して効果ないんじゃないかと思っていた。
ここで不妊症の治療の流れを簡単にエクストリームに理解しておく
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検査
男ならだまって精液検査。女性の方が検査は大変である。
体調によって変動があるので2回の検査が勧められる。(1回目で問題なかたから2回目受けてないけど)
5000円ほど支払った。保険が効いて1000円のところから1万円するところもあるよう。
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タイミング法
タイミングが合っても、ひと月のチャンスでうまくいくのは20代前半で30%、30歳で20%、35歳で10%。思ったより少ない。年齢にもよるが半年は焦らなくてもよい。
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人工授精 (AIH: Artificial Insemination of Husband)
1回3-5万円ほど
精液を洗浄して運動良好精子を選別して、タイミングを合わせて子宮内に注入する
1回で成功するのは5-20%ぐらい。多くても6回程度で妊娠しなければ結果は期待できないので体外受精へ。
1回で50-60万、お金もかかって大変。
これも30代前半なら45%の確率で妊娠できるのが35歳で40%、40歳で25-30%と徐々に下がっていく。一方流産率が徐々に上がっていく。この結果が35歳を目安と言われる理由だろう。
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不妊治療のその先
これ以降はあまり語られない、気がする。
自分たちの人生を歩む、あるいは、
タイミング法、AIHの成功率は低いんだなぁ感じました。お金はかかるけど、成功率が高いのが、体外受精。ここに年齢が大きく関わってくるから、治療するなら早くといわれるわけですね。ひとまず全体像を分かっていれば、詳しく調べる時にも役に立つと思います。
今回人工授精に挑戦したのだが、後のことはあまり覚えていない。人工受精後に些細なことでけんかになった。
やはり、結果はダメだった。
その後、忙しさを理由に不妊治療からまた遠ざかることとなる。この時はまだ35歳になる前。しかし時は無情にも過ぎ去っていく。
参考