アメリカで精液検査してきた
わざわざ「アメリカ」ってつけましたけど、基本的な内容は日本と変わりません。
基本以外の、日本との違いについて気付いたことをシェアしたいと思います。
日本ですでに精液検査は初体験を済ませてきたので、むしろアメリカっぽいことは何かないかなと思いながら検査を受けました。
基本的には、カップに出して提出する、それだけです。
それ専用の部屋に行って、出すわけですけれども、まず、説明書あった内容で驚いたことが少々ありました。
アメリカの精液検査!
Wifeにassistしてもらう場合の注意点がある
説明書にあった内容です。
・アシストしてもらうとき、wifeはよく手を洗ってね。
・oralでアシストするときは出す直前に、先端をふいてね。
・サイドの刺激は続けてもいいよ。
とのことでした。治療には二人で臨むんだという姿勢を改めて考えさせられました。
私は一人で行きましたけど。
潤滑剤が必要なら教えてね
検査の人に言えば、卵子や精子に安全なものを使わせてくれるようでした。
部屋は日本より広かった
日本の個室はソファとテレビと、洗面台もあったかな、狭い部屋ですけれども、アメリカではさらにトイレも付いていて、日本より広々としていました。特に面白くない情報ですが。二人入るなら広いほうがいいですね。
Noモザイク
その部屋に備え付けの資料ですが、本とDVDがあって、多様な人種がいるアメリカですけれども登場人物は欧米の方で、アジア人はいませんでした。
モザイクはありませんでした。
検査とその後の話
男の出番は少ないので、いい結果がでるように心を込めて全て出しきりました。
時間を記入して、カップを受け付けのお姉さんに提出して、
そのときにトラブルは起こりました。
確かDrからは検査して凍結という話があったのですが、検査担当のお姉さんは凍結の指示はないと言い張ります。こちらも凍結すると言われたと主張したのですが、まだ、その頃は病院を信じていたので担当者に任せることにしました。Drに確認しろってしつこく言えばよかったな
後日結果を聞くときにDrと話しましたが、やはり凍結するはずだったようです。Drは検査担当者が間違ったんだと言って、自分は悪くないという感じでした。
日本でもそうかもしれませんが、医療機関はどこも過ちを簡単に認めたくないようです。ただ、すみませんと言ってくれるだけでいいのに。
ゆえに後日もう一回検査をしてきました。もう慣れたものです。
結果は大丈夫よと言われたぐらいで大して説明はありませんでした。
検査結果は「印刷してくれ」と言わないとくれなかったで、改めて主張することの大切さを学びました。
アメリカだからというわけではなく日本にいてもそうですが、自分たちのことは医療機関にお任せするのではなく、しっかり調べて考えて、気になるところは確認せねばなりませんね。内容が専門的だし医療者の常識と患者の常識が違うのでなかなか分かり合えないかもしれませんが、予備知識がないと質問もできないので、少なくともどのような治療の流れになるのか全体像は把握しておくべきだと思いました。細かくリスクを説明されるのかと思っていたら、意外と医療側からの説明は少なく、細かい所は紙を読んでねという感じでした。こちらの英語力も影響したかもしれませんが、、医療側も患者に寄り添った情報を提供すべきだと思いました。
精液検査の話から飛躍して思う所をまとめてみました。以上です。
あ、費用は日本だと5000円ぐらいしましたが、今回は保険でカバーされたようで支払い不要でした。全体の費用は↓にまとめたので参考にしてください。